DATE: 2018.07.13
auraの手ぬぐい
auraの手ぬぐいは現在のところ、6種類提供しております。
採用している製造方法が2種類あり、画像上段の3点が「注染」という技法で、下段3点が「インクジェットプリント」で生産しています。
画像では分かりづらいですが、こちらの注染で作られた3点の特徴として表も裏もしっかり色が染められています。(つまり見た目上、表裏がありません。)
この注染という技法は手ぬぐいや浴衣などで用いられる伝統的な技法で、布地を何重にも折り返して重ね、柄に対応した型を置いて上から染料を注ぎ、染み込ませます。
この染み込ませるという工程により、表裏のない商品ができ上がってきます。
こちらの3点はインクジェットプリントで生産しております。
その為画像に写っている面の裏側は染まっていません。
インクジェットプリントは、パソコンでプリンターを使用して写真などを印刷するイメージが分かりやすいでしょうか。
この技法では裏面は白いままではありますが、一方で注染とは異なり沢山の色を一度に使う事ができます。
1つの柄に多種の色を使ったり、グラデーションを表現する場合はとても有効な技法になります。
手ぬぐいはまずその見た目、「柄」に目が行くと思いますが、その柄を表現するために適切な技法の選択も作り手側には重要になってまいります。
手ぬぐいを手に取られた時、柄だけではなく作り方に意識を向けてみるのも面白いかもしれません。